遺産相続のトラブルを避けるには

遺産相続のトラブルは、資産家だけに起こるものではありません。遺産が自宅のみのケースでも、相続人それぞれの思惑があって、なかなか全員が満足できる遺産相続になりません。亡くなってから、通帳の置き場所が分からないなど、どこに資産があるのか分からなくて困るケースも少なくありません。また、非嫡出子や養子が現れるケースもありますので、相続人の確認もしておく必要があります。

遺産相続のトラブルを避けるには、親の生前から準備を始めることが大切です。遺産をどのように分割したいかを聞き、遺言を作成するように動きます。資産を把握するために、最低限でも金融機関名と支店名のリストアップをしておきます。非嫡出子や養子についても、必ず確認しておきましょう。

主な資産が自宅のみで、処分せずに残したいという意向がある場合、自宅を受け継ぐ相続人が他の相続人に金銭を支払う「代償分割」という遺産分割の仕方があります。この代償分割に備えて、生命保険に加入しておくという方法も考えられます。共有名義にすることもできますが、相続人の一人が売却したいときにトラブルになりがちです。遺産が自宅だった場合、親と同居していれば自宅土地の評価額が8割減となる「小規模宅地の特例」で相続税が大幅に軽減されます。

これは、相続発生から10ヶ月以内という相続税申告期限内に申告する必要があるので、遺産分割協議がまとまらなかった場合には、使えません。その場合には、一旦相続税を支払って3年以内に申請すれば、納めた税金が還付されます。

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